2007年03月09日

映画『赤壁(Battle of Red Cliff)』のキャスト騒動

大連に住むようになってもうすぐ1年。

おじさんは大学生のときに漢文(中国の歴史書、白文といって返り点もなにもない原書)を読んでいた。なので中国語の文字を読む分にはある程度の理解が出来るのだが、発音がまったく駄目。ヒアリングなどは夢のまた夢のまま生きている。

そんなおじさんだが、今日の夜になってたまたまTVをつけたら、芸能ニュースが放映されていた。もちろん中国なので、中国の芸能ニュースだ。

そのなかで「金城武」という字幕の文字が目にとまった。
字幕には他に、「赤壁」「孔明」なども見て取れた。

すわ、金城武が映画「赤壁」に孔明役で出るのか、と色めきたったが、残念ながらヒアリング不可能なため、それ以上の情報は分からずじまい。

仕方ないので、ネットで少しばかり調べてみた。

まずこちらのリンクをご覧頂きたい。
呉宇森:「三国演義」映画主演は潤発、朝偉、渡辺謙か

呉宇森とは、日本でも有名なジョン・ウー監督のこと。
彼が構想を暖めていた、三国演義を映画にする計画を発表したときのニュース。
キャストには錚々たる俳優陣が集められる予定だったようだ。
潤発とは周潤発でチョウ・ユンファのこと、朝偉は梁朝偉でトニー・レオンのこと。
この時点では日本の俳優の渡辺謙の名前まで挙がっている。

さて、このニュースは2005年の計画発表時のもの。
今年2007年になって、正式なキャストが発表になった。

映画『赤壁』の出演者決定
これは2007年2月16日の、中国国際放送局の日本語サイトのもの。

これによると、チョウ・ユンファが呉の周ユ[王兪]役を、トニー・レオンが諸葛孔明役を演ずると書かれている。(ちなみに渡辺謙の名前はなくなっている、残念)

金城武はどうなったんだ?

そう思って、中国語のニュースサイトを調べてみた。

金城武「赤壁」で諸葛孔明を演じる〜ネットユーザーの意識では適任ではない

上記は「新華網」という中国のニュースサイトで見つけた記事。タイトルを勝手に訳してみた。

このリンク先に飛んでも中国語なので、読めないけど読みたい人は、エキサイト翻訳などを使って読んでいただきたい。

実はユーザーの声などが盛り込まれていて長い記事なのだが、要約するとこうなる。
「キャスト発表時には諸葛孔明役はトニー・レオンが演じる予定だったが、金城武にバトンタッチした。」

トニー・レオンの報酬額の点で合意が得られなかったらしく、今回の交替劇になった模様。

こうして注目の映画「赤壁」キャストに金城武の名が登場することになったが、すでに中国のネットユーザーの間では、賛否両論が吹き荒れているみたいですな。
この記事の中段には面白いことに、「金城武へのバトンタッチには、61.43%のネットユーザーが反対」という小見出しもついている。

中国人の意識では、「金城武はハンサムかも知れないが、諸葛孔明のイメージではない」「金城武が出演することで赤壁のイメージを壊し、自分自身のイメージも壊す」という意見もあるようで。
またかつて中国中央テレビが製作した名作ドラマ「三国志演義」で孔明を演じた唐国強のイメージは良かったが、金城武はイメージが離れていると、比較して非難する声も出ている。

古くから親しまれてきた古典小説がベースなだけに、映画の製作前からファンの期待は高まっているようで。おじさんもはやく観たいですな。

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posted by ビワおじさん at 00:15| 大連 | Comment(0) | TrackBack(0) | 中国芸能 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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